新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要で、いま、電子書籍市場が急速に伸びています。
電子書籍は、デジタルデータなので、読み終わった後に古本屋で売れないという欠点はありますが、そもそも漫画雑誌や週刊誌などは紙ゴミとして捨てられる運命ですし、本を買いに行く手間と捨てる手間を考えると、スマホやタブレットで電子書籍を購入したほうが遥かに楽です。
雑誌については、雑誌読み放題のサブスクを利用するという方法もありますが、実は雑誌の読み放題サービスにはワナがあり、写真週刊誌などのグラビアはかなりの確率でカットされています。
グラビア以外の記事はそこまでカットされていないので、グラビアに興味がない女性ユーザーなんかは雑誌読み放題サービスでも十分だと思いますが、グラビアも見たい男性陣は、電子書籍ストアで雑誌単体を購入したほうがいいかと思います。
現在、電子書籍市場には大手企業がこぞって参入しており、新規ユーザー獲得のために、初回50%OFFクーポンなどを配布しているところが結構ありますが、正直、いくつもの電子書籍ストアを使い分けるのは面倒です。
2,3個なら、使い分けてもいいとは思いますが、あまりたくさんの電子書籍ストアを利用すると、あの漫画をもう一度読みたいけど、どの電子書籍ストアで購入したっけ?ってなりますからね。
まあ、几帳面な人なら、メモ帳などに、どこで何を購入したかを整理して書いておくのでしょうけど…
さて、初回50%OFFクーポンなどに目がくらんで電子書籍ストアを選びがちですが、肝心なのは、既存ユーザーにもやさしいかというところです。
ソーシャルゲーム(ソシャゲー)などもそうですが、新規ユーザーに特典をいっぱい配っても、その後、配布の石をケチったりして楽しめないと、無課金・微課金ユーザーは離れていってしまいます。
電子書籍ストアもそれと一緒で、最初だけ50%OFFクーポンをもらっても、その後、割引などのお得感がないと、他のサービスを使おうかなという話になります。
ソシャゲーと違って、本なので、基本的にはどこで買っても内容は同じですからね。
(たまに、その電子書籍ストア限定の特典などが付いている作品もあります。また、独占配信や先行配信といった作品もあります)
で、結局、どこの電子書籍ストアがオススメなんだ?って話になりますが、個人的には、「BookLive!」(ブックライブ)がイチオシです。
「
Booklive!」は、凸版印刷グループの電子書店で、蔦屋書店、東芝、日本電気の出資を受け、日本最大級の電子書籍配信サービスを行っています。
では、なぜ、「Booklive!」がオススメなのかというと、新規ユーザーだけでなく、既存ユーザーにもやさしいからです。
まず、なんといっても、毎日1回引ける「クーポンガチャ」の存在です。
このクーポンガチャにはハズレがなく、割引きクーポンが手に入ります。
クーポンガチャの入手は1日1回ですが、Facebook、Twitter、LINEでシャアすると、ガチャを引き直すことができます。(PCでログインした場合は、LINEにはシェアできません)
ただし、ガチャを引き直すと、最初に出たクーポンは使用できなくなりますので、注意してください。
クーポンの内容は、「2021年5月27日までに配信開始した作品が対象 全ジャンルクーポン 何冊でも10%OFF」や「ラノベ・文芸・ビジネス全作品クーポン 何冊でも15%OFF」「2021年6月1日までに配信開始した作品が対象 全ジャンルクーポン 20%OFF(1回限り10冊まで)」「女性向けマンガ全ジャンルクーポン 何冊でも15%OFF」など、ランダム(?)で条件が付いてきます。
クーポンの有効期限は、当日の23時59分までなので、クーポンガチャで引いたクーポンはその日のうちに使用するようにしてください。
毎日のクーポンガチャだけでも十分お得な「Booklive!」ですが、更に、来店するだけでポイントもらえる来店ポイントや、Tポイントも使えて貯まるので、かなりお得です。
来店ポイントは、ソシャゲーでいうところのログインボーナス(ログボ)みたいなものですし、クーポンガチャは1日1回引ける無料ガチャみたいなものなので、まるでソシャゲーみたいな感じです。
まあ、ソシャゲーと違って、ガチャで爆死することはありませんし、課金アイテム=本なので、面白くない漫画を購入してしまっても、そんなに後悔することはないかと思います。
電子書籍は、期間限定で無料キャンペーンが行われている漫画作品もありますし、無料の立ち読みも結構できますので、知らない作品は全巻一気に買わずに、1巻ずつ買えば、そこまで外すことはないかと思います。
あと、紙の本だと、再販売価格維持制度(再販制度)というのがあり、新品の本は定価販売ですが、電子書籍の場合は再販制度が適用されませんので、割引きされている本も結構あります。
なので、古本屋で売っている中古本より、電子書籍のほうが安いというようなことも結構あります。
古本屋で買った本をいちいちアルコール消毒するような手間をかけるなら、割引キャンペーンがされているときに、電子書籍を購入するほうがいいかと思います。
漫画とかだと、完結巻が発売されたときに、最初の1,2巻が0円で読めたり、割引き価格になっていることがよくあります。
また、写真集とかだと、そもそも紙の本より、電子書籍のほうが安く価格が設定されていることもあります。
写真集に使われるアート紙は高級なので、電子書籍だと、その分安くできるということでしょうね。
音楽がレコード⇒CD⇒配信へと切り替わったように、本も電子書籍に切り替わるのは時間の問題だと思います。