まず、第1に、apk形式ではアプリをアップロードできなくなっており、aab形式にしないといけなくなっていました。
aabってなんじゃそりゃ?って感じですが、Android App Bundleの略で、apkを含む新しいパッケージ方式みたいです。
aab形式にすると、アプリのファイルサイズを小さくしたり、署名鍵の管理をGoogleに任せられるなど、色々メリットがあるようですが、正直、よく分かりません。
よくは分かりませんが、aab形式にしないと、Google Playストアにはアプリをアップロードできないので、aab形式でビルドするようにしてください。
MIT App Inventor2でも、いつの間にか、apk形式だけでなく、aabでもビルドできるようになっていました。
さて、アプリは無事アップロードできたものの、Privacy Policy(プライバシーポリシー)が必須(?)になっているようなので、英語のPrivacy Policyのページも作りました。
英語のPrivacy Policyなんて、テンプレートがあっても自前で作るのは大変なので、「App Privacy Policy Generator」という無料のサイトを利用しました。
プライバシーポリシーを作れる無料のサイトは他にもありますが、メール登録が必須であったり、選択肢(アプリ内に広告あり等)によっては課金が必要であったりと、少しハードルのあるもののあったので、完全に無料で使える「App Privacy Policy Generator」を利用しました。
「App Privacy Policy Generator」は、入力項目も少なく、使い方は簡単です。
App Nameは「アプリ名」、Contact Informationは「メールアドレス」、App Typeは無料だと「Free」、Mobile OSはAndroidだと「Android」(Android&iOSなども選択可能)、Policy Effective Dateは「日付」(最初からその日の日付がセットされています)、そして、OwnerTypeは個人なら「Individual」、Developer Nameは「Google Playストアで使っている名前」を入力します。
Personally Identifiable Informationは、よく分かりませんでしたが、必須項目ではないので、空欄にしました。
で、Google Play Consoleで他の設定もして、リリースの申請をしたものの、なんと、初めてリジェクトを食らいました。

Google Playは昔は審査がなかったのですが、最近では審査があるものの、審査に引っかかったことなんてなかったので、リジェクトのメールが来てちょっとビックリしました。
リジェクトの理由は、タイトルですが、最初、このタイトルのどこがダメなのかが分かりませんでした。
Title (en_ZA): “Free Lottery Predict(South Africa PowerBall&LOTTO)”
タイトルの文字数は今後、30字以内になる予定みたいですが、現状では、50字以内でも申請できたので、そこは問題ないとして、どこが問題なんだろうと「アプリのタイトル、アイコン、デベロッパー名の一般的な違反の例」というのを見たら、「Free」や「New」みたいなのがダメみたいなので、タイトルを「SA PowerBall and LOTTO Predict」に変更して申請してみました。
念のため、タイトルの文字数は30字以内にしました。
で、約一日後、無事、審査が通過し、リリースすることができました。
【SA PowerBall and LOTTO Predictはこちら】
プライバシーやセキュリティの重要度が増したせいもありますが、Google Playストアにアプリを公開するのもちょっと面倒になってきたなといった感じです。
既に公開しているアプリも、今後、プライバシーポリシーのページが必須になるようなので、ちょっと面倒くさいなって感じです。
まあ、「App Privacy Policy Generator」のようなプライバシーポリシー自動作成ツールを使えばいいわけですが、日本語には対応していないので、日本語のみのアプリはどうしよう?って感じです。
これはアレですかねぇ…、アプリの対象国を日本以外にも広げて、英語のPrivacy Policyを作っておけばOKになったりするのでしょうか?